差し込むプラグは左右同じなのにコンセントの左右で長さが違う

コンセントの左右の穴の長さが違うのは、極性を区別するためです。

■理由と仕組み

長い方(左側):接地側(コールド側)
– 中性線につながっています
– 電位がほぼ0V(接地電位)です

短い方(右側):非接地側(ホット側)
– 電圧線につながっています
– AC100Vの電圧がかかっています

■なぜこの設計なのか

1. 安全性の向上
  – 電気機器のスイッチを切ったとき、短い穴(電圧側)から切れるように設計できます
  – 感電リスクを減らせます

2. ノイズ対策
  – オーディオ機器などでは、極性を揃えることでノイズを低減できます
  – シャーシ(金属筐体)を接地側につなぐことで安全性も高まります

3. 機器の設計
  – 冷蔵庫や洗濯機など、安全が重要な機器では極性を意識した設計がされています

■プラグが左右同じなのは

日本の一般的な2ピンプラグは左右同じ形状が多いですが、極性を意識した機器用のプラグは片方が太くなっているものもあります(極性プラグ)。これにより確実に正しい向きで差し込めます。

ただし、多くの電気機器(スマホ充電器など)は極性を気にせず使えるように設計されているため、普通に使う分には向きを気にする必要はありません。